【留学生就活ノウハウ】日本語を学ぶ

【留学生就活ノウハウ】日本語を学ぶ

■日本語を学ぶ:

日本企業に就職できるかどうか、その成功の可否に関わる大きな要素として”日本語力”があります。実際、日本企業が留学生を採用するときに求める要素(知識・能力・スキル)の中で、最も高いのが「日本語力も含めたコミュニケーション能力」です。

私たちがOshigoto.comで、日本で働く外国人にインタビューしたときも、皆さん「もっと日本語を勉強しておけばよかった」と言います。日本語が上手くなると、任される(できる)仕事が増えます。様々な仕事が経験できると、知識やスキルが高まります。良いキャリアを身につけることができると、より良い役割が与えられます。もちろん、収入も上がります。これを、先に日本企業で働いている先輩(元留学生)は体験しているのです。そして就職すると、学生の頃よりも、自由に使える時間が少なくなります。そのため、日本語を勉強する時間が確保し難くなります。だからこそ「学生時代に、もっと勉強しておけばよかった」と言うのです。

 

■どうする!?日本語の勉強対策:

日本語の重要性は分かったけれど、どうやって勉強をしたらいいのでしょうか?

日本語能力試験の勉強をしたらよいのでしょうか?

もちろん、それも重要です。日本企業は採用試験のときに、まず初めに履歴書で日本語能試験の有無を確認します。それが選考基準になることも少なくありません。ただし、それを勉強してればよいということでもありません。では、具体的にはどうしたらよいのでしょうか?

答えは”日本人の友達の中で過ごす時間を増やす”ことです。言葉はコミュニケーションツールです。そして言葉は、その国が持つ文化が反映されています。つまりコミュニケーションの中で、言葉の使い方を覚えることが重要になります。皆さんが就職して一緒に働く多くの人は日本人です。さらにお客さんも、きっと日本人が多いでしょう。そのため、日本人の言葉の使い方を理解することが大切です。言葉の使い方を理解するには、実際日本人とコミュニケーションする機会を増やすことが効果的です。例えば、「日本人の友達と過ごす時間を増やす」「日本人が多い大学のサークル活動に参加する」「日本人がいるアルバイト先で仕事をする」、これらすべて日本人が使う日本語を知る有益な機会になります。

日本語には「生活日本語」「アカデミック日本語」「ビジネス日本語」があります。日常生活で必要な日本語は「生活日本語」であることが多いです。そして、大学の授業で聞いたり、書いたり、話したりする日本語は、学術的な要素が強い日本語(「アカデミック日本語」)です。しかし、仕事をするときに求められるのは「相手の話をどのように聞くのか」「皆んなの話をどのようにまとめるのか」「異なる意見をどのように調整していくのか」など、同じ言葉でも使い方が異なります。このような仕事で必要となる”言い回し”を「ビジネス日本語」と、ここでは言いたいと思います。ぜひ皆さん積極的に日本人とコミュニケーションを取るようにしましょう。そして、日本人と共同作業をする機会を作っていきましょう。それが皆さんにとって、大きな成長のチャンスになります。

 

<初級日本語学習の参考情報>

・日本の国際交流基金が提供するE-learningシステム

・日本語能力試験

 

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