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株式会社シンカーミクセル（※以下シンカーミクセル）は、独立系のIT企業です。技術力だけでなく、人間力も兼ねそろえた「ITドクター」として、様々な課題解決を行う企業です。そんなIT企業の人事と2018年に入社した新卒エンジニアにインタビューさせていただきました！初回は、採用担当をされている外国籍社員の宋さんのインタビューです！

人材開発室　採用担当　宋 金兪（ソウ キンユ）さん

エンジニア　王 果（オウ カ）さん

シンカーミクセルはどのような事業をされている会社ですか？

主に３つの事業があります。（１）システムインテグレーション業務（２）ネットワークエンジニアリング（３）ITコンサルティング事業です。他にも教育研修事業などを行っています。

宋さんがシンカーミクセルに入社された経緯を教えてください。

大学時代は京都で過ごしていたのですが、東京で就職したいと考え、東京で開催された合同企業説明会に参加しました。そのとき、たまたま興味を持って調べていた企業がシンカーミクセルでした。説明会で話を聞いて、若手社員でも活躍できるフラットな組織環境があると感じました。

最終面接で、弊社の代表から「あなたはどのような会社で働きたいの？」と質問され、私は自分なりに考えていた会社に求める環境や働き方を伝えました。すると、代表から「シンカーミクセルには、それがある」と伝えられました。これが決め手となり、シンカーミクセルに就職することを決めました。

外国人留学生の採用方針について教えてください。

弊社は海外事業展開を視野に入れており、いずれ必要になる外国人材を早めに採用しておきたいと考え、外国人材の採用を始めました。初めは少人数でしたが、現在は全社員のうち約15%が外国籍社員になっています。昨年は新卒の約25%が外国人留学生でした。

外国籍社員が増えたことで、対応できる仕事の幅も広がっています。ただ、まだ外国人には難しい案件もあります。私たちは、外国籍社員ならではの能力を発揮しやすい仕事を増やして、彼らが活躍できる環境を整えていくことが必要だと考えています。

外国籍社員の受け入れで大変だったことは何かありますか？

日本語能力がビジネスレベルでない方でも、意欲とIT業界への興味があれば採用しました。そのため、最初は意思疎通が難しくなったり、効率が下がったりすることもあります。また、語学力だけでなく、異文化理解も重要です。文化が違うため、些細なことで誤解を生んでしまうこともありました。

しかし、弊社は優しい社員が多いためか、以前から異文化を理解しようとする姿勢のある社員が多かったように思います。新入社員で入社する留学生を含め、お互いに受容し合う文化が生まれました。そして、コミュニケーションを積み重ねていった結果、最近では外国籍社員いることが当たり前になり、違和感がないと感じている社員が増えました。プライベートでも、国籍を問わず仲が良く、一緒に遊んでいる社員が多いようです。語学力については、外国籍社員向けに、社員が講師となって日本語を教える日本語教室を開講しました。また、日本語を教えるときには、実際のビジネスのシーンで使う日本語を教えるようにして、お客様に失礼のないような対応が学べる研修を行っています。

外国籍社員を受け入れるメリットはどこにあるのでしょうか？

まず、採用の面でいうと、採用ターゲットとなる人材が増えます。そして、それに伴うビジネスチャンスが広がります。今まで扱ったことのない仕事を外国籍社員の特徴や能力を使って生かすことができます。また、異文化を持つ外国籍社員が増えることで、日本人社員もグローバル感覚が身につくように思います。異文化を知るという点では、社内報で毎月違う外国籍社員がコラムを書いています。「外国籍社員が感じていること」「自分の国の文化のこと」「日本人社員に知ってほしいこと」などのトピックです。そうすることで、日本人社員の異文化理解が高まっています。

さらに、今後海外に事業を展開するときに、外国籍社員のネットワークは非常に貴重な資産になると考えています。その人脈を活かして、スチューデントネットワークを構築して事業化をしていきたいと思います。

外国人留学生の選考プロセスや採用基準について教えてください。

日本人学生との差はありません。語学力と成長意欲を重要視しています。

外国籍社員のキャリアパスについて教えてください。

こちらも日本人社員との差はありません。一番長く働いている外国籍社員は、現在40代でマネージャーをしています。開発未経験から入社して、その後、経営企画や広報宣伝、採用、秘書などを経験されています。また、女性ですので、産休も取得された実績があります。現在は、業務管理をする立場にあり、委託先の管理や社員の配置などを担当しています。

日本で働きたい外国人留学生にメッセージをお願いします。

外国人社員として活躍するためには「日本語力」と「異文化理解力」を備え持つことが大前提です。

また、活かしたい能力によって、働く環境も違ってきます。自分が成長できて活躍できる環境は、どのような環境なのか。様々な会社を見て、しっかりと考えてほしいです。そして、楽しく働ける企業を見つけてほしいです！

ありがとうございました！

次回は、今年入社された外国籍エンジニアにインタビューします。お楽しみに！

※シンカーミクセルの採用ページはこちら！インターンシップやセミナー情報がアップされます。

https://xincormixell.jp/recruits/

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（インタビュー：田村 一也、渡邉 絵理）

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