【留学生企業インタビュー】株式会社グローバルトラストネットワークス/目の前の仕事に全力で取り組む(2/2)

留学生企業インタビュー_株式会社グローバルトラストネットワークス4

前回に引き続き、今回の企業インタビューも “特別編”です!早稲田大学 日本語教育研究センターで学ぶ留学生の授業(「ビジネスコミュニケーションのためのケース学習6-8」担当教員:金孝卿)の一貫として、外国籍社員が活躍する日本企業にインタビューしてきました。第4弾は株式会社グローバルトラストネットワークス(以下GTN)」です。

https://www.gtn.co.jp/

 

<インタビュアー>

■リ キゲン さん(早稲田大学大学院 日本語教育研究科 修士課程)(写真:左から2番目)

■ヴィットリア マミ さん(早稲田大学 国際交流コミュニケーション研究科 ※交換留学生)(写真:中央)

■マリアリ ジョン カルロ ロペス さん(早稲田大学 国際教養学部)(写真:右から2番目)

<インタビュイー>

■株式会社グローバルトラストネットワークス 

 社長室 人事担当 マネジャー 村上あすか さん(写真:左)

■株式会社グローバルトラストネットワークス

 審査部 ラズバンシ アンジャナ さん(写真:右)

 

留学生企業インタビュー_株式会社グローバルトラストネットワークス5

 

(ヴィットリアさん)※ここからQは、インタビュアーのヴィットリアさんの質問です。

Q.仕事をするときの服装について教えてください。

(村上さん)

オフィスカジュアルです。男性は基本スーツで、女性はビジネスに合えば、スーツである必要はありません。

 

Q.(村上さん)ドレスコードがあるのは、なぜだと思いますか?

(アンジャナさん)

会社としてのまとまり(一体感)を作るためのものかもしれませんが、私自身は、決まった制服があるよりも自由さがあった方が良いと思っています。服装は、自分の気持ちの向上や自信のアップにもつながると考えています。

 

Q.ドレスコードがあることのデメリットは何かありますか?

(村上さん)

特にないと思います。

服装は、相手からどのように見られたいか(思われたいか)によると思います。日本では、その場その場で合う服装にします。また、それぞれの仕事に合う服装をするのが一般的です。スーツは無難です。スーツでないと違和感を相手に感じさせることはありますが、スーツであれば、どのようなシーンでも基本的には大丈夫です。欠点としては、夏が暑いということだと思います。

 

留学生企業インタビュー_株式会社グローバルトラストネットワークス6

 

(マリアリさん)※ここからQは、インタビュアーのマリアリさんの質問です。

Q.これまでの経歴を教えてください。

(アンジャナさん)

私は、ネパールで半年から1年くらい日本語を学んで、2015年に日本語学校に留学しました。その後、2017年GTNに入社し、トータル4年が経ちました。2年間日本語学校に通って、2016年7月にN1を取得しました。ネパールで日本語を勉強していたときよりも、日本で日本語を勉強した方が、日本語の理解は早くできました。

 

Q.学生時代と社会人の現在で何か違いはありますか?

(アンジャナさん)

はい、学生時代に想像していた以上に、社会人生活は充実しています。

私は業界にこだわりはなく、他人の役に立てる仕事をしたいと考えていました。学生のときに、GTNのような仕事をすることは想像できていませんでした。GTNの仕事を理解すればするほど、おもしろさを感じています。私自身の経験も活かせますし、自分のキャリアを会社の発展とあわせて成長させたいです。

 

Q.就職活動で、何か不安はありましたか?

(アンジャナさん)

日本語を単語として理解できても、意味が分からない日本語が面接でたくさん出てきます。そのような意味で、日本語でコミュニケーションすることは大変でした。また、日本のマナーや礼儀正しさについては、インターネットやビデオで学びました。面接では、自分が受けている企業に対して、私がそこで何ができるかを考えるようにしていました。

 

Q.大学の専攻は活かせていますか?

(アンジャナさん)

私の大学院の専攻は「経済研究科」で「労働経済学」を中心に勉強していました。そのとき学んだ知識は、現在の仕事で直接使う機会はありません。しかし、いつでも使える自信はあります。知識を活かせる仕事をする機会があれば、活かしていきたいです。

 

Q.外国人留学生を採用する基準を教えてください。

(村上さん)

社内共通言語が日本語であるため、日本語力は求められます。しかし、日本語力だけではなく、マインドやスタンスの方が重要です。積極的であったり、主体的に考えて行動ができる方を、私たちは求めています。受け身の方は難しいです。日本語力はコミュニケーションが取れるレベルであれば大丈夫です。もちろん、マナーも重要な選考要素になりますが、それが一番大切というわけではありません。

 

Q.外国人だからこそ持っている強みは何だと思いますか?

(村上さん)

コミュニケーション能力だと思います。具体的には、考えていることを言葉にして発してくれる力は、外国人の方が、とても高いと感じています。

 

Q.相談相手は誰ですか?

(アンジャナさん)

同じ国籍の外国人社員同士、外国籍のマネージャー、もちろん日本人も、相談できる相手は近くにいます。

 

Q.留学生にアドバイスをお願いします。

(アンジャナさん)

まずは自分を分析することが大切だと思います。どんな仕事をしたら、自分が一生幸せになるか?その仕事ができるようになるまで、たくさん失敗すると思います。何度失敗しても立ち向かえることは何なのか?その仕事をするために、足りないことは何なのかを考えることが必要です。

ただ、考えたり、悩むのもいいですが、悩み過ぎるとストレスになります。そのため、考えるだけでなく、行動することも大事だと思います。

 

(村上さん)

内定をもらったら、その会社に入社してみるというのも一つだと思います。あまりこだわり過ぎてもよくないと思うためです。目の前の仕事をやっていく中で、新しい可能性を見つけられることがあります。やると決めたら、100%頑張ると、次のステップが見えてきます。一方で、”これしかやりたくない”と思って就職活動をしていると、就職活動が大変になる可能性が高いです。やりたいことが今できなくても、キャリアを積んで、後でキャリアチェンジするのでもよいと思います。

 

ありがとうございました!

 

前回のインタビュー記事「【留学生企業インタビュー】株式会社グローバルトラストネットワークス/多様な個性と協調性がある会社を目指して(1/2)」はこちらです。

 

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(担当:田村 一也)

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