【元留学生インタビュー】株式会社クレディセゾン / やりたいことを自由に、存分にやろう!(2/2)
クレジットカードビジネスを中心として 世の中をワクワクさせるサービスをアジアに展開するクレディセゾン。前回に引き続き、今回もクレディセゾンで働く中国・上海出身の谷さんにお話を伺いました。谷さんは日本の大学に進学し、クレディセゾンに入社。日本に住んで11年になります。入社するときには外国人枠はなく、日本人と同様に入社試験を受け、自分の長所を活かした努力の末、志望する企業に入社できました。そんな谷さんに、学生時代や就活のことについてお聞きしました!
日本一周で、授業では得られない経験を得た学生時代
どんな学生時代を送りましたか?
学部生と院生の頃は日本の学生と同じような生活を送っていました。昼は大学で、夜はアルバイト。でも、日本が大好きでここに残りたいという気持ちがとても強かったです。しかし、卒業後も日本に残るかわからなかった大学2年の夏に、自分の目でしっかりと日本を見ようと思って、日本一周をし始めました。
全国を2週間かけて、電車で旅をしました。旅の中で一番好きなことは、お店の店主の方と雑談をすることです。なぜならこういう雑談を通して、普段なかなか授業では学べない知識や経験を得ることができます。また、この旅では、日本の魅力は東京だけではなく、地方 (鳥取や四国など)にもたくさんあることを知ることができました。この様な経験を就活のアピールポイントとして活かしましたね。
地方に注目していたと仰いましたが、就活の時は?
やはり、東京ですね。何よりチャンスが多いですから。そして、東京で就職するというのは、自分が一体どれだけの力を秘めているのかを試したいと思ったからです。 就職を順調にさせるために、色々なことに挑戦してきました。大学の専攻は国際関係でしたが、大学院に進むときにあえて社会心理学科に進学することにしました。そして、就職したときに活かしたいと思ってマーケティングの知識や、確率の出し方、仮説の立て方などの勉強をしました。 こうした力を試したいと思ったんです。
一生懸命ですね!どうして、そこまで熱心にやれたのですか?
私が子供の頃に、父が1992年から1998年にかけての6年間、東京に出稼ぎに行っていたんです。その頃から父がずっと日本の良さを教えてくれて、だんだん日本を好きになりました。そして父が教えてくれた日本の良さを自分の目で確かめたいと思い東京にやってきて、そして自分の勉強のためにも、「郷に入れば郷に従え」という思想のもとで、頑張れました。
「谷だからできる!」という己のブランドを作りたい
今後の会社での展望は?
現在はネットアライアンス部に所属していますが、海外事業部に行って活躍したいです。異国でまた新たなチャレンジが私を待っています。 そう考えるとワクワクしますね。
谷さん自身が叶えたい夢はありますか?
ワイン好きということもあり、将来、ニュージーランドでワインを作り、じっくりワインを味わいたいです。次に、中国人、日本人それぞれが、両国の違いを理解し、もっと知ってもらえる様な交流イベントをやりたいです。 そして3つめの夢は、学生時代の夢でも、今の夢でもある自分のブランドを作りたいです。谷という人物を他人に理解してもらって、谷だからこそ出来るという己のブランドを創りたいです!
留学生へのメッセージをお願いします!
やりたいことを存分にやってください!何でも自分でやってみることでその良さ、悪さが分かるようになります。日本はチャレンジがしやすい国です。自らチャレンジすることは、失敗しても、自分のためになります。新しいことをガンガン試しましょう!この先の人生の主役はあなたなのです。
ありがとうございました!