【留学生就職AGENT】株式会社フューチャー・デザイン・ラボ / DRAGONGATE

【写真】フューチャーデザインラボ_1

(写真:左から、河端 麻美さん、橋本 佳子さん、韓 亮(カン リョウ)さん)

http://www.dragongate-career.jp/

 

株式会社フューチャー・デザイン・ラボ(※以下フューチャー・デザイン・ラボ)は、外国人留学生向け就職サポートメディア”DRAGON GATE”を運営する企業です。今回は、フューチャー・デザイン・ラボで留学生の就職支援を担当されている河端さんに、インタビューさせていただきました!

 

フューチャー・デザイン・ラボについて、教えてください

私たちは「人事コンサルティング」「大学コンサルティング」「外国人留学生支援」、3つの事業を行っています。留学生向けには、「大学コンサルティング」で大学2年生と3年生向けに、”外国人留学生キャリア支援プログラム”を提供しています。大学から依頼を受けて行う授業では、企業人事の方にお越しいただき、留学生から質問を受けて、日本で働くために必要なことを学ぶ企画も行っています。また、留学生が就職するためのジョブフェアの企画・運営やインターンシップの企画・コーディネートなどもしています。

 

どんな外国人の就職サポートをされているのですか?

大学卒業見込みの留学生のサポートが多いです。ただ、専門学校生もビジネス系やIT系で学ばれている方であれば、就労ビザは取得しやすいので、サポートが可能です。また、海外の大学を卒業する方も、たまにですが、Skypeを利用して支援しています。最近では、社会人の方の登録も増えてきているため、日本で働いている外国人の方の転職サポートもしています。

【画像】フューチャーデザインラボ_2

どのような流れで、サービスを利用できるのですか?

DRAGON GATEの”Register”からエントリーしていただくことが多いです。Facebookでセミナーや求人の募集もしているので、それを見た留学生がエントリーをするケースもあります。エントリーいただいた後、私たちが留学生の履歴書を確認し、個別に連絡いたします。もしかしたら、応募いただいた企業とは別の求人のほうが、その留学生に合いそうであれば、他の求人もご紹介するかもしれません。応募いただいて面接が決まったら、面接対策を行います。遠方に住んでいる方であれば、Skypeで面接対策を行うこともあります。

 

貴社の留学生就職サポートの特徴を教えてください

親身にサポートができるところだと思います。留学生の就職支援を行うメンバーは、決して大人数ではありません。そのため、就職支援を行うグループ自体が、とてもアットホームなのですが、その雰囲気は留学生のサポートにも表れていると思います。例えば、求人紹介をするマッチングを行うだけでなく、留学生が困っていたら、ビザ取得のためのフォローや入社後のフォローも行います。

 

河端さんが、留学生支援を始めた理由を教えてください

国籍に関係なく、誰もが一緒に仕事ができる社会をつくりたいと思って、この仕事を始めました。私が生まれ育った地域では、外国人の方も多く、とても身近な存在でした。また、私は大学時代、英文科で勉強をしていました。それもあってか、学生時代の親しい友人も、外国籍の方でした。そのため、私にとって、国籍はあまり関係なく、みんな同じ”人”だと感じていました。しかし、実際には外国人だからという理由で苦労している方を見かけることがありました。そのような社会を変えたいと思って、この仕事を始めました。

 

【写真】フューチャーデザインラボ_3

 

思い出に残っている留学生はいますか?

日本語がまだ上手く話せなかった留学生への就職支援が印象に残っています。彼(留学生)をを採用した企業も、初めての外国人留学生採用でした。そのため、留学生の採用に慣れていませんでした。選考では、数日間かけて作るプログラミング課題がありました。彼は、ITの知識はありましたが、慣れないプログラミング言語でもあったため、課題に苦戦していました。私は、彼に課題制作の状況を確認し、早めに終わらせ、見直しをしてもらう時間を作れるようタイムマネジメントを行いました。なんとか、課題をクリアした後も、面接対策を行い、ついに内定を獲得することができました。企業はビザ申請にとまどい、入社ギリギリでビザを取得することができ、無事に入社にいたったことがあります。彼とは、社会人になった後も、連絡をもらうことがあり、「入社できて良かった」と言ってもらえました。

 

留学生に就職活動のアドバイスをお願いします

志望業界は、あまり絞りすぎないほうがよいと思います。理由は、業界を絞った結果、多くの留学生が同じような業界を志望することが多いためです。言い換えると、みんな同じ業界を志望するということは、競争率が高まり、そこに就職し難くなることを意味しています。例えば、多くの留学生が語学力を活かして、海外事業がしたいと考えています。そして、商社を希望する留学生が多くなります。就職先を考えるときに、やってみたいこと以外に、できること、興味があることなど、視野を広げたほうが、日本で就職できる可能性は高まると思います。また、日本の就職活動について、早めに理解を深め、自己分析や業界研究など、準備をしていくことが大事です。

 

留学生にメッセージをお願いします!

日本企業との面接は緊張すると思いますが、日本語力はあまり気にせず、自分のキャラクターを大切にして、想いを伝えることが重要だと思います。面接は、結婚のお見合いのようなものです。あまり自分を飾りすぎず、ありのままを伝えることが入社後のミスマッチを防ぐためにも大切です。ぜひ日本で就職して、長く働き続けられるよう頑張ってほしいです。

 

ありがとうございました!

 

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(インタビュー:田村 一也、清水 航、萩原 遥)

 

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