今回訪問させていただく株式会社Fun Japan Communications(※以下Fun Japan Communications)は、海外在住の日本ファンの方々に、日本の観光や食べ物、技術や文化、ライフスタイルなど、幅広い情報を発信するメディアを運営している会社です。多数の外国籍社員が活躍するFun Japan Communicationsで、コンテンツ制作や法人顧客向けにソリューションを提供しているスタッフにインタビューさせていただきました!
(リムさん) インターネットで調べて、マレーシアに関わる仕事で、かつマーケティングに関わる仕事を探していたら、Fun Japan Communicationsにたどり着きました。
(松本さん) 知人からの紹介で知りました。私はFun Japan Communicationsに入社する前はベトナムで仕事をしていました。しかし、日本に帰国しなければならなくなったので、SNSで「帰国する」と書いたところ、前の会社でも一緒だった現在の上司に声をかけてもらえました。
自分に合う業界や会社はどのようにして見つけたらよいですか?
(リムさん) いろんな業界や企業を見た方がいいと思います。それぞれ異なるので。 また、日本には総合職の考えがあります。つまり、なんでもやるということです。私もFun Japan Communicationsでは、取材をしたり、記事を書いたり、写真を撮ったり、撮られたり、さらには記事の広告も考えています。これが総合職であり、海外とは違うことを理解する必要もあります。
(松本さん) 大企業だと人事の仕組みや制度など、決まっていることも多いので、外国人に合わせて働き方や制度を変えるのは簡単ではないと思います。その一方で、小さな組織であれば、制度は変えやすくなります。実際、Fun Japan Communicationsでは、去年から出勤時間が変更になりました。変更になったきっかけは、インドネシアのスタッフの子供がまだ小さく、家庭で世話をする必要があったためです。そのため、早く帰れるようになりました。その結果、働き方の自由度が高まりました。このように、社員が多様になることで、様々なライフスタイルに適応する必要が生じますが、小さな組織であれば、制度を変えることもやりやすいように思います。
(リムさん) はい、新卒のときは、自分がやりたいことばかり考えていました。しかし、実際に社会人になって分かったことは、会社にはコストの考え方があることです。人を雇用するにはコストがかかりますし、育成するにもコストがかかります。だからこそ、どのように企業の発展に貢献できるかが重要になります。そのため、自分の知識や能力が活かせるポイントを考え、それができる会社はどこかを考えるようになりました。 また、職場の雰囲気も、とても重要だと思います。楽しく仕事ができないと、長く働くのは厳しいと思います。私にとっては、風通しがいい会社が好きです。Fun Japan Communicationsは、まだ新しい会社なので、決まっていないことのほうが多いです。ただ、社長がすぐ近くにいて、声をかけやすいので、やりたいことを伝えて、やらせてもらいやすい環境です。