【元留学生インタビュー】株式会社ProVision / 新しく来た人を暖かく受け入れる文化 が根付いている (1/2)

http://www.pro-vision.jp

今回はソフトウェアの品質検証を主軸事業とする株式会社ProVisionにインタビューして来ました。今の仕事が楽しいと終始笑顔で語る外国人社員のキムさんに、採用までの経緯や業務内容、働く環境についてお聞しました。

 

「ひと」が何よりの魅力

経歴と現在の職務内容を教えてください。

韓国の4年生大学を卒業し、2014年9月にワーキングホリデーで日本に来ました。大学では日本語を専攻し、アルバイトとして韓国の免税店で日本人観光客の対応をしていたため、来日する前から日本語を話せました。

来日後「バイトル」を通して弊社のアルバイトを知り、1年間アルバイトとして働いたあと、2015年9月に正社員になりました。最初はテスター(試験表通りに検査を行う人)でしたが、現在はテストエンジニアとして試験表の設計を行っています。

 

なぜ、(ワーキングホリデー時代に)貴社に興味を持ったのですか?

弊社に応募した理由は、以前からスマートフォンやパソコンなどのデバイス関係の仕事に興味があったことと、未経験でも働きながら知識を身につけられることです。弊社で働き始めるまで、IT系の知識は全くありませんでした。

日本で初めて面接を受けたのはこの企業でした。アルバイトの面接にも関わらず、最初から最後まで丁寧に対応してくれ、大変良い印象を持ちました。

 

来日当初は、日本で長期的に働きたいと考えていましたか?

当初は100%日本で働く予定はなかったです。とりあえず日本で生活してみたいと思い来日しました(笑)ただ、弊社で働いてみて、ここならやっていけるし、頑張れば評価してもらえると思い入社しました。

 

アルバイトから正社員になって何か変わりましたか?

以前は言われたことをこなすだけだったのですが、正社員になってからは自分で考えて行動するようになりました。また、スケジュール管理の仕方やビジネスマナーも教えてもらいました。お客様先に行って仕事をしているため、コミュニケーションスキルも身についたと思います。

弊社では未経験でもスキルアップできる体制がありますし、資格の勉強会も開いてくれます。今も資格の取得に向けて勉強しています。

 

日本で働いていて苦労したことはありますか?

特にないですね(笑)客先常駐でも、お客様とのコミュニケーションに苦労したことはありません。最初は先輩社員と一緒に現場に入って教えてもらい、今では一人で客先に常駐しています。嫌なことや分からないことがあったら、すぐに上司や同僚に相談します。弊社には何でも話せる・聞ける環境があります。

 

日本で働いていて嬉しかったことはありますか?

社員旅行は楽しいですね。また、日本で働き始めるにあたり、住宅や就労ビザの手続きなどを他の社員の方がサポートしてくれたことも嬉しかったです。同僚と飲み会するなど、みんなと楽しくやっています。

 

互いに支え合う環境ができている

日本と韓国で働くことの違いなどがあれば教えてください。

韓国よりも日本の企業の方がホワイトだと思います(笑)韓国では残業代の未払いや強制的な飲み会などがありますが、ここではそのような文化はありません。弊社には、やる気さえあればサポートしてくれる環境があります。それが何よりの魅力です。また、韓国ではみんなが同じ考えでないといけないという観念がありますが、日本は個性を尊重してくれる国だと思いますし、みんな優しいです。働いていて全くストレスはありません。

 

ワーク・ライフ・バランスはいかがですか?

残業もないので、仕事が終わったらすぐに家に帰っています。プライベートでは、勉強したり、買い物に行ったり、友達にあったり……でもほとんどはゲームをしています(笑)日本語でゲームをしているので、日本語の勉強にもなります。

 

今後の夢や目標があれば教えてください。

役職者(管理職)になることです。また、習ったことを後輩に伝えられるようになりたいです。そのためにももっと頑張らないといけないです!

 

日本で働きたい外国人や留学生にアドバイスをお願いします。

「やる気」を見せるのが大事です。(新卒の段階では)実力はまだないので、自分がどれだけ頑張っていけるのか、アピールすることが大切ですね。

 

後編では人事担当の白石さんにお話を伺います。お楽しみに!

(インタビュー・記事:渡邉絵理)

 

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