【外国籍社員インタビュー】株式会社ZMP /30以上の国と地域からメンバーが集まるロボットベンチャーでの挑戦(2/2)
https://www.zmp.co.jp/
株式会社ZMP(※以下ZMP)は、近年注目されているロボット技術を活かしたものづくりとサービスを行う企業です。現在30以上の国と地域からの外国籍社員が仕事をしているダイバーシティあふれる企業です。今回、早稲田大学で学ぶ留学生とともに、多様な人材が活躍する企業の実態について、インタビューさせていただきました!
※早稲田大学 日本語教育研究センターで学ぶ留学生の授業(2020年度「ビジネスコミュニケーションのためのケース学習6-8」担当教員:金孝卿)の一貫として、外国籍社員が活躍する企業にインタビューしてきました。
<インタビューにご協力いただいた方>
株式会社ZMP
HR/Administration & Human Resources Dept 新井野 さん
Aさん(2020年9月入社)
<インタビュー担当>
早稲田大学 謝さん
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ZMPに入社した理由は何ですか?
Aさん)
私は博士課程を経て就職しており、R&Dのバックグラウンドを持っています。しかしながら、研究だけではなく、人との関わり合いが好きでした。そして、自分が研究に携わったもので、社会に新しい技術や価値を生み出したいと思っていました。それらの願いが叶う企業がZMPであり、就職しました。
なぜロボットを作るベンチャー企業だったのですか?
Aさん)
人間だけで社会を作るのではなく、もっとロボット化させたほうがよい部分もあり、ロボットの必要性があるのではないかと、以前から感じていたことが、ロボット業界を選んだ理由です。また、大手企業への就職も検討したのですが、やはりベンチャー企業だからこそ、成長できるチャンスがあり、自分の仕事が見えやすいところが、ベンチャーの魅力でした。特にZMPは、個人の特徴が活かされやすそうな環境があるように感じました。そのため、より成長できるチャンスが多いのではないかと考えました。
現在の仕事内容について教えてください
Aさん)
プロジェクトマネジメントをしています。複数のプロジェクトに関わっているため、どのような優先順位で管理するのか、マネジメントするために必要なシステムは何かを考えながら、日々仕事をしています。
仕事のおもしろさや難しさについて教えてください
Aさん)
おもしろいところは、ロボットのオペレーションについては、まだ世の中に少ないところだと思います。少ないということは、もしかしたら”世界初”になりうる可能性もあると思います。だからこそ、やりがいがあります。しかし、まだ事例が少ないからこそ、誰も正解がわからない分野でもあります。その点は、難しいところだと思います。
また、より良いシステムを開発するためには、様々な人と協力する必要があるのですが、そのために必要なディスカッションをチームメンバーとしながら、開発していくのは、とても楽しいです。
これから挑戦したいことは何ですか?
Aさん)
自分ができるプロジェクトをもっと増やしたいと考えています。そして、ZMPとともに成長していきたいです。単なる社員という立場ではなく、事業パートナーとして、どのようにビジネスを展開して、成長させていくのか考えられるようになりたいです。
母国に帰国しようと考えたことはありますか?
Aさん)
今は帰国しようと考えていません。
ではなぜ、そもそも海外で仕事をすることに決めたかというと、私が元々チャレンジ精神が強い方だからなのだと思います。海外で仕事をすることで、母国では経験できないことを経験したいと考えています。
さらに、ZMPには多様な国籍の社員とディスカッションできる機会があるので、その点も非常に興味深いところです。
海外の中でも、なぜ日本を選んだのですか?
Aさん)
成熟社会である日本の社会システムや世界トップクラスの技術力などに魅力を感じたためです。日本は、経済発展とともに人口が増加していき、それに合う社会システムが全国各地で広くできている国だと思います。そのような環境を体験することも含めて、自分自身を成長させることができる国だと考えています。
外国人が日本で生活するに当たり、社会人として追求すべき生き方は何だと思いますか?
Aさん)
人それぞれ考え方は違うと思いますが、まずは日本と母国との文化的な違いを理解することが必要になると思います。そして、日本人との社会的なコミュニケーションにも慣れ、その上でチャレンジしていくべきだと考えています。
私は、文化と言葉はつながっていると思います。そのため、文化を学ぶためには日本語の理解促進が不可欠だと考えています。だからこそ、日本語の勉強も、継続して追求すべき大事なことではないかと思います。
日本で働いているうちに達成したいことは何かありますか?
Aさん)
あります。
ただ、実は、私には”日本で”という感覚があまりありません。世界の中の一つの国が日本だと思います。国や地域で区切ることは本当に必要なのか、私は疑問を持っています。だからこそ、私は、日本だけではなく、母国だけでもなく、世界中で橋渡しできる人材になりたいと考えています。そのため、世界で必要とされるために求められる技術力とコミュニケーション能力、そしてその他の専門スキルを身につけていきたいと考えています。
ありがとうございました!
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https://www.zmp.co.jp/recruit
【外国人採用企業インタビュー】株式会社ZMP /“ロボット技術”を活用して、ヒトとモノの移動を自由にし、楽しく便利なライフスタイルを(1/2)
(記事作成:JAPI 田村 一也)