【外国人社員インタビュー】株式会社モスフードサービス / グローバルな経験を生かして海外店舗の立ち上げをサポート(2/3)
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株式会社モスフードサービス(以下「モスフードサービス」)は、「モスバーガー(MOS BURGER)」を中心に、フード事業のフランチャイズチェーンの展開やマネジメントを行っている会社です。今後、海外展開を加速させるにあたり、外国人留学生の採用を積極的に行っていく考えです。第2〜3回目は、モスフードサービスで働く外国籍社員の方にインタビューします!まずは、18年に渡って同社で活躍する、マレーシア出身のリム リャンフェイさんにお話を伺いました。
人材開発部 人事グループ グループリーダー 永井 真美 さん
人材開発部 人事グループ チーフリーダー 松山 麻衣子 さん
国際本部 国際営業部 リーダー 林 龍慧(リム リャンフェイ) さん
国際本部 国際営業部 リーダー TOBY ALI(アリ トビー)さん
ご経歴を教えてください。
私はマレーシア出身で、大学卒業後、シンガポールのホテルで4年間仕事をしていました。モスバーガーとの出会いはシンガポールの店舗で、とても楽しそうな雰囲気を感じました。丁度、モスバーガーがシンガポールに進出し始めたところだったと思います。私は現地法人に転職し、店舗の店長としてストアオペレーションを担当しました。当時シンガポールで責任者をされていた方から声をかけていただき、2008年から日本の本社で仕事をしています。
なぜ日本に来ようと思ったのですか?
モスフードサービスでは、全国から店舗のオーナーや社員などが集まる機会があります。そのとき、海外の店舗からも来日し、参加するメンバーがいます。私は、2006年に初めて日本に来る機会があったのですが、とても刺激的でした。そして、日本のほうが学べることが多いと感じ、日本で働けるチャンスをいただいたときに、迷わず日本に来ることを決めました。
現在はどのような仕事をされているのですか?
シンガポールにいたときは、店長の仕事がメインでしたが、モスバーガーがタイに進出する際には、出店サポートもしました。そのような経験もあり、現在は海外の店舗の立ち上げサポートやスタッフの教育(具体的には現場スタッフのマニュアル作成や管理)などを英語と中国語で行っています。通訳や翻訳の仕事をすることもたまにあります。
これまで仕事をする中で大変だったことを教えてください。
日本に来たときは、日本語を話せなかったので、生活ができるか不安でした。しかし、モスフードサービスの日本人社員の皆さんは、とても優しく、丁寧に仕事や日本での生活について教えてくれました。また、会社のサポートで日本語学校にも通うことができました。仕事をしながら2年間学校に通って、日本語を覚えました。
現在は海外店舗のスタッフの教育をしていますが、英語も日本語も通じない国は大変です。例えば、タイはタイ語が話せないとコミュニケーションが取りにくいです。しかし、モスバーガーで働く人は、みんな同じ精神を持っています。優しくて、明るくて、家族的なところがあります。だからこそ、私も頑張れますし、そのような同じ想いを持った人と仕事ができることは、私のやりがいです。
日本人と一緒に働くようになって、シンガポールのときと違いを感じますか?
私が感じる日本人の特徴は、優しい性格のためか、遠回りに表現をすることです。外国人にとっては、もっとシンプルに伝えたほうが良いかもしれません。日本人も、あまり遠慮し過ぎる必要はないと思います。日本に来たばかりの頃は、文化的な違いから、私のそれまでの考え方や表現の仕方など、日本の常識とは合わないところがありました。しかし、今では日本の文化や習慣を徐々に理解できるようになりました。
これから日本で働きたい留学生にメッセージをお願いします。
何事にもポジティブにチャレンジ精神を持って行動してください。日本企業に入社してから辛いことがあるかもしれません。しかし、それをパワーに変えて乗り越えていきましょう!大変な分、学べることは多くあると思いますし、仕事も楽しくできるようになります。
ありがとうございました!
次回は、モスフードサービスのオーストラリア現地法人のマネジメントや商品開発を手がける外国籍社員の方にインタビューします。お楽しみに!
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(インタビュー・記事:田村 一也、渡邉 絵理、村田 アンドリュー)